森田探訪③
きょうは石丸城公園にきました。(森田石盛地区)
石盛地区はむかし「石丸」という地名で
「太平記」(14世紀後半に成立した軍記物語)には
石丸に石丸城があったという記述がありました。
近年の区画整理に伴い、この石丸城の城跡が実際に発見され、
調査が行われました。
石丸城は今から約700年前、南北朝時代の南朝方の家臣、
新田義貞の弟、脇屋義助の居城だったそうです。
発掘調査では、烏帽子という頭にかぶるものも見つかりました。
歴史上の人物がこの地に実在したことが証明されて感激です。
この石丸城を起点に、越前(福井)の各地で
南朝と北朝が戦いました。