12月のガーデニング

12月のガーデニング

12月になって、花屋さんの店先には、クリスマス定番のポインセチア、ゴールドクレスト、
シクラメン、ジュリアン(プリムラ)、ひときわ豪華なシンビジウム、胡蝶蘭、カトレア、
デンドロジューム等亜熱帯植物が並びます。
室外では越冬するパンジー、ビオラの可愛らしい花や葉ボタン、山茶花や南天の木等も
玄関前を華やかにしてくれます。

この時期手軽に栽培できるシンビジウムの秋から開花までの手入れ方法をご紹介します。

<シンビジウムの手入れ方法>

(10月~11月)
植木鉢のバブル(球根)の周りに花芽がひょっこり出てきます。


花芽は丸みがあって指でつまむと柔らかい感触があります。
葉芽は5月から芽が出ますが先が尖って堅い感触があります。
この時期葉芽が出たら根元から折ります。(葉に養分を取られ、開花が遅れるのを防ぎます)

(11月~翌年1月)
花芽が延びて、ある程度の長さまで達したら、支柱を立て、ビニタイで八の字に括ります。

支柱をせずにそのまま伸ばすと開花した花の重みに耐えられずに根元で折れてしまいます。

(水やり)
4日に1度、朝夕は気温が低いため根を傷めます、温度が高くなってから行います。
11月~翌年3月までは室内に取込み5度以下にならないようします。
天気のいい暖かい日は、室外で日光浴をさせましょう。午後3時には室内に戻します。

(肥料)
肥料は10月以降ほとんどいりませんが、開花直前は週1回、バケツに水を8分目まで満たし、
液肥(水10リットルでキャップ1杯位を目安)を混ぜて、5分位鉢ごと漬け込むと
開花を早めるのに効果的です。天気のいい午前中に行うと根を痛めません。

(室内管理)
開花は12月から始まりますが、室内の温度が低いとなかなか咲かずに3月までかかることも。
開花後は温度が低い玄関やロビーなどに飾ると、花もちが良く4月まで長く楽しめます。
暖かい部屋から温度の低い所へ場所を移すと蕾が落ちてしまうことがあるので要注意です。
夜は窓際から部屋の真ん中へ移して、段ボールを被せて温度を5度以上に保つのもいいです。
また、湯たんぽがあれば段ボール箱内に置くのも発育の効果があります。

シンビジウムは栽培はやさしいが、花をつけるのが難しいとの定評があります。
一般に耐寒性が強く、半ば放置してもよく育つが、葉ばかり茂って花をつけない事が
ままある(ウイキペディアより)ということです。

何鉢か開花しました。

CAD G 森山

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